ドラクエ9セリフ集

06.ベクセリア

登場キャラクター

  • サンディ

  • ルーフィン

  • エリザ

  • 幽霊

  • 魔物・敵

ベクセリア

町長の家

(町長の妻)
古文書の解読をルーフィン先生にたのむよう主人にすすめたのは私なんです。
これをきっかけに おたがい歩みよってくれれば いいのですが……。
夫と父親の中が悪いままじゃエリザがかわいそうですもの。親としてなんとかしてあげたいわ。

(町長)
……さっぱり読めん。やはり古文書の解読はあいつにたよるしかないか。
とにかくこれ以上被害が広まる前になんとかせねば……。
おや?お客人でしたか。私はこのベクセリアの町長です。なにかご用ですかな?
……フム。この町で何がおこっているかが気になるというカオですな?
……いいでしょう。ではわかっているかぎりのことをご説明しましょう。
わがベクセリアにはやり病が広がっていることはすでにご存知でしょうな。
じつはこのはやり病100年ほど前にも今と同じようにはやったものらしいのです。
そこで古い記録をあさってちりょう法を探しているのですが何が何やらやっぱりでしてな。
やむをえず学者のルーフィンにそれらしき古文書の解読をまかせておるのです。
そろそろ何かわかってもよさそうなころだが……こちらから聞きにいくのはシャクだな。
そうだっ!お客人あなたもどうなっているのか気になっておるのでしょう?
ならばルーフィンの所まで行ってようすを見てきてもらえますかな?
あいつの家はこのやしきの西にある一軒家ですからもうしわけないが ひとっ走り たのみますわい。

ルーフィンの家

ごめんなさい。ちょっとうたたねしちゃってて。
……えっと。もしかしてルーくんにご用かしら?
あっ!ルーくんってのはうちの主人のルーフィンのことね。
キャッ!主人ですって。てれるぅ~!
ああっスミマセン!ルーくんなら今お仕事で研究室にこもってるんですよ。
……えっ?パ……いえ町長にたのまれて ようすを見に?
それなら私がいっしょに行って研究室のとびら開けてもらいますね。ルーくん人見知りするから。
あっ申しおくれましたけど私ルーくんの妻でエリザっていいます。
それじゃ私は先に行ってますね!

ルーフィンの研究室

パパったらルーくんに会うのが気まずいからって旅の人にたのまなくても……ケホッケホン!
あっ!もう来てたんですか。それじゃ開けてもらいますね。

……エリザかい?こんな時間にめずらしいな。

おつかれさま。ルーくんにお客さまだよ。
パパのお使いの人が古文書の解読がすすんでるか聞きたいんだってー。

……入ってもらってくれ。


今いそがしいんだけどな……でもお義父さんの使いじゃムシもできないか。
で 何の用……ってそうそう古文書の解読結果を聞きにきたんでしたっけ?

ルーくん。その前に じこしょーかい じこしょーかい。

ん~それって意味あるのかい?めんどくさいな……。
はじめまして……ですよね?ぼくはルーフィン。考古学などをやっています。
あなたは……ナインさん?まあできるだけ覚えておきますよ。……たぶんすぐ忘れちゃうけど。
そんなことより古文書の解読の結果はやり病の原因がいちおう判明しましたよ。

さっすがルーくん!

ことの起こりは100年ほど前この町の西でとある遺跡が発見されたことです。
遺跡を発見したベクセリアの民はかるはずみにも遺跡のとびらを開いてしまったそうです。
その中に病魔とよばれるおそるべき災いがねむっているとも知らずに……。
その病魔こそが今広がっているはやり病の元凶というわけです。
古文書によるとじっさいには病気というより呪いの一種だったようですね。
当時の人々は病魔を封印し遺跡の入り口をほこらでふさぐことで呪いからのがれたといいます。

……ってことは今この町にはやり病が復活したのは?

たぶんこの前の地震でほこらの封印に何か異変が生じたんだろうね。

じゃあほこらに行って病魔ってのを封印しなおせばいいってこと?

その通りさ。まあシロウトには むずかしいだろうけど……この町でできるのは ぼくだけだろうね。

……じゃあ じゃあルーくんがこの町のためにほこらの封印を直しにいってくれるの?

そりゃもし うまくいったらお義父さんだってぼくのことを みとめてくれるだろうし……
何よりあの遺跡をしらべられるまたとない機会なんだから行きたいのはやまやまだよ。
でも遺跡には魔物が出るらしいしわざわざ出かけていってケガするのもバカバカしいよな……。


はやり病の原因はこの町を出て西にあるほこらに地震で何か異変が生じたせいでしょう。
ぼくならほこらの封印をなおすこともできるんですけど どうもキケンそうなんですよね。
研究のために遺跡には行きたいけど わざわざ出かけていってケガするのもバカバカしいよな……。

町長の家

おお待ちわびていましたぞ。それで何かわかりましたかな?
……フムフム。なんと!はやり病の原因は病魔の呪いですと!?
でその呪いを解くにはこの町から西にあるほこらの封印を直す必要があるわけですか。
しかもそれができるのはルーフィンだけ……。なるほど事情はわかりました。
フム……そういえばあなたは見たところなかなかウデがたちそうですな。
どうでしょう?あなたにルーフィンのごえいを たのめませんかな?
ほこらへ行くのがキケンだと言ってるなら ごえいをつけてやれば 問題ないでしょう。

もちろん私から何がしかのお礼はいたしましょう。引きうけてもらえませんかな?

  • >はい

    おお やってもらえますか!ありがとうございます。

  • >いいえ

ならばぜんはいそげだ。このカギをルーフィンにわたしてやってください。

ナインはほこらのカギを手に入れた。

そのカギがあればこの町から西にあるほこらのとびらを開くことができるはずです。


はやり病を封印するなんてこれぞ人助けってヤツ?
うまくすれば町じゅうの人間からカンシャされまくりヨ!
こりゃあんたが天使のチカラを取りもどす日もそう遠くないってカンジね。

ルーフィンの研究室

あれっそのカギは……?

ナインはルーフィンにほこらのカギを手わたした。

……えっお義父さんがぼくのごえいを あなたに たのんだですって?

うそっ!パパがルーくんのためにっ!?

……なるほど。あなたはお義父さんの手の者ってわけだ。こりゃあ見事にハメられたな。
えーえー行けばいいんでしょう。ぼくがくち先だけの男じゃないってお義父さんに証明してやりますよ。

……えーっとルーくん?それはちょっとちがうんじゃ?

そうと決まればノンビリしてられないな。ぼくは先にほこらへ行ってます。
ほこらの場所はこの町を出てずっと西に行ったところですからあなたも急いで来てください。

(ルーフィンが部屋を出ていく)


ケホッケホン!……ごめんなさい。この部屋ってホコリっぽいから。
……ルーくん変なはりきりかたしてたけど だいじょうぶかしら?
おねがいします!ルーくんのことしっかり守ってくださいね。……ケホッケホン!

町長の家

(町長)
あなたにはルーフィンのごえいをたのんだはずだが何をやっているのです?
はやく西のほこらに行って病魔とやらを封印してきてくだされ。
くれぐれもたのみましたぞ。

(町長の妻)
娘のためにもどうかルーフィン先生のことしっかり守ってくださいね。

町の人々

ちょっと聞いたよ!ルーフィン先生がはやり病を治してくれるっていうじゃないか。
こういうときやっぱり学のあるお人はたよりになるもんだねぇ。
……後はもうちょっと人を思いやれる心があればエリザちゃんも苦労しないんだけど。

ルーフィン先生はりきってるらしいですね。
まあムリもないか……先生がこの町にきたのはあの遺跡をしらべるためだったそうですから。
それをだんな様が町のオキテに反するからってずっとこばんでいたんですよ。

封印のほこら

おそかったじゃないですか。えーと……ナインさん?
ほら ぼくの言った通り地震のせいでほこらのカベがくずれて入り口がむき出しになってます。
こうなると遺跡の中にあるはずの病魔の封印もどうなっているか わかったもんじゃないですね。
それじゃあ入ってみますよ。あなたもお義父さんにやとわれたなら しっかり はたらいてくださいね。


(ルーフィンを置いて出ていき戻ってきたとき)
あなたの仕事はぼくのごえいなんですからしっかり守ってくださいよ!
じゃああらためて遺跡の中に入りますから今度こそたのみますよ!


おおっ……古文書で見たとおりです。あそこに転がっているのは病魔を封じていた封印のツボです。

やっぱり地震でこわれてしまったようですね。
……よし。封印のもんしょうがえがかれた部分はこわれてないな。これなら楽勝だ。
一流の考古学者ならこれくらいのワレモノを直すのなんて朝メシ前ですよ。
まずははへんを集めてっと……
後は特性せっちゃくざいで……

オろかナるしンニュウ者ヨ。ワれヲふたタビ封印センとやッテキたカ……。
ソうハさせヌ……させヌぞォォ!なんジに病魔のワザワイあレ!あレ!あレ!

こ こいつが病魔かっ!?くそっまだ封印のツボが直ってないのに……。
ほらほらナインさんボーッとしてないで!病魔の相手はそっちの仕事でしょ?
あなたが戦ってる間にぼくがこのツボを直しちゃいますから時間をかせいでくださいよ!

ぼくが病魔を封じられるこのツボを直しちゃいますからヤツの相手はたのみましたよ!

ワれのジャマをスる者すべテひトシく死あルのミ!のミ!のミ!

(戦闘 → 勝利)


おのレ のレ。わガ呪イよ……コのオろかナる者どもに死の病ヲ……。

やっと直りましたよ!……っとどうやらちょうどいいタイミングだったようですね。
さあ封印のツボよ悪しき魔を封印せよ!

ぎゅバばバばバば……。

見てましたかナインさん?みごと病魔のやつを封印してやりましたよ。このぼくが!
フッフッフ……。これでお義父さんも ぼくのことを みとめざるを えないでしょうね。
さぁーてやることはやったし これでようやく遺跡のちょうさに手がつけられるってもんです。
ああナインさんはもう帰ってもらってもけっこうですよ。いても気がちるだけだし。
それじゃ ぼくはこの奥をしらべてきますんで。報告のほうはたのみます。


思ってた通りこの遺跡は歴史からほうむりさられた王の墓だったのか……。
……とするとあの病魔はいったい何のために……?
ブツブツブツ……。
あっ!ナインさん。まだ帰ってなかったんですか?
ぼくはしばらくここに残ってちょうさを続けていくんでエリザにそう伝えといてください。

(なぞの幽霊)
余は……余は何者なのだ?……おお 思いだせぬ……。

ベクセリア

町の人々

おおっあんた!ルーフィン先生……いや大先生はいっしょじゃないのか!?
あんたらが町を出てってからしばらくして病人たちがみんな急によくなったんだ。
これってルーフィン大先生のおかげなんだろ?あの人すごい人だったんだな!

この町をつつんでいたよどんだ空気はきれいサッパリ消え去ったようじゃな。
いやあ気分そーかい!思わず天に召されてしまいそうじゃ。
…………。
……いやまだいかないよ?せっかくのきれいな空気じゃ。もう少しマンキツさせてもらうぞ。

みんなルーフィン先生のことばかりほめてるけど もちろん あんたにもカンシャしてるんだぜ。
あんたがいなきゃそもそも先生は封印のほこらに行けなかったって話だもんな。

町長の家

(町長)
おお待ちかねておりましたぞナインさん。
どうやら病魔とやらの封印はうまくいったようですな。まさかヤツがやってくれるとは。
……でかんじんのルーフィンはどこに?いっしょだったのではないのですか?
……なんとそのまま遺跡に?う~むあの学者バカめ。少し見直したかと思ったらこれか!
……まあよかろう。それよりルーフィンが帰ってきたら祝いのうたげを開くとしましょう。
エリザにもそう伝えてください。ヤツのかつやくを聞けばあの子もよろこぶことでしょうからな。

(町長の妻)
すぐとなりに住んでいるのにエリザったらちっとも実家によりつきませんのよ。
主人とルーフィン先生の中がよくなればすこしはカオを見せてくれるようになるかしら?

(町長の家のコック)
オレがルーフィンのやろうを気に入らねえのはヤツの好ききらいの多さのせいだな。
オレが作ってやった料理をあれが食えねえこれが食えねえってのこしまくったんだぜ。
料理人としてあれはゆるせねえよ。

ルーフィンとエリザの家

返事がない。エリザは息をしていないようだ。


今帰ったよエリザ。
あの遺跡のちょうさにはしかるべきしりょうが必要でね。取りにもどってきたんだ。

……エリザ?

どうしたんだエリザ!?返事をしてくれっ!
死んでいる……のか?
ま まさかエリザ キミも病魔の呪いにかかって!?
バカな!病魔はたしかに封印したはずだ!町の連中だって治ったって……
……おそかったのか?ぼくが病魔を封印したときにはもうキミは……。
どうして?どうして言ってくれなかったんだ!?
キミが病魔の呪いにおかされていると知っていればもっと急いだのに……。
エリザぁぁぁ!!!

教会横の墓前

(神父)
ベクセリアの民は大いなる試練をのりこえました。
しかしその結果我々はかけがえのないもの……エリザさんを失いました。
このギセイはあまりにも重く我々の心にのしかかってきます。
ですが彼女は私たちに人がいかに強くあれるかを教えてくれました。
のこされた私たちは彼女の強さに学びかなしみをのりこえていかなくてはなりません。
さあ彼女がうれいなく天に召されることができるようともに祈りましょう。

(町長の妻)
エリザ……エリザぁぁ。ううううっ……。

(町長)
……しっかりしなさい。
しかし……ルーフィンのやつめ。この場にあらわれないで なにをやっておるのだ?


せっかく町を救ったのにこんなフンイキ暗いんじゃ星のオーラなんて出てこないよネ。
アタシたちの苦労はなんだったの?ぐぅぅ……こうなったらせめてお礼だけでももらわないと!
よーしナイン。町長のおっさんとこに行ってお礼をせしめてくるのよ!

町の人々

真新しい墓石に文字がきざまれている。
わが愛娘エリザここにねむる。願わくば彼女のたましいにとわの安らぎのあらんことを。

エリザとは幼なじみで……私にとってはちょうど妹みたいな感じだったの。
あのコがはやり病なんかで死んじゃうなんて世の中まちがってるわ!

はやり病を消しさったってのにエリザちゃんだけは間に合わなかったなんてよう……。
そりゃあんまりじゃねえか。ルーフィン先生がああなっちまうのオレにはわかるよ。

町長の家

(町長の妻)
(昼)あの子が……エリザがもういないなんてどうしても信じられないんです。
すべてが夢であってくれたらよかったのに……。
(夜)ううっ……いかないでエリザぁ……。

(町長)
(昼)ルーフィンのやつめ。エリザのそうしきにも出ずに閉じこもってしまいおった。
エリザ……あんな男と結婚しておまえは本当に幸せだったのか?
……ああナインさん。いけませんなボンヤリしてしまってちっとも気づきませんでした。
で何のご用で……と そういえばまだ約束していたお礼をしていませんでしたか。
ですが今はとてもそんな気分では……。
もうしわけないが夜にでもわが家をお訪ねください。
お礼はそのときにあらためてさせていただきましょう。

(町長)
(夜)フゥ……。ああナインさん。こんな夜中に何のご用ですかな?
そうでしたそうでした。ルーフィンのごえいをしてもらったお礼をさしあげる約束でしたね。
お礼の品か……。このはねかざりバンドなどいかがですかな?

……超シラける~。
そんなものもらっても アタシはうれしくも何ともないし ぜんぜん むくわれないっつーカンジ!
……あのエリザってコが生きてりゃ今ごろみんなハッピーで星のオーラもガッポリだったのに……。
くぅ~今からでもどーにかなんないかな?


(町長)
町長という立場上落ちこんでばかりもいられないのですが どうにもやる気が わいてこないのですよ。
……これではルーフィンのことを責められませんな。

教会横の墓前

お仲間がふえたのをよろこんでいいものかどうか……。
とにかくあんた。わしらと話せるならエリザちゃんの話を聞いてやってくれ。

アハハ。私死んじゃいました。……ってもしかしなくても私のことが見えるんですね!?
すご~い!どこかふつうの人とちがうと思ってたけど ナインさん れーのう者だったんだ。
はぁ~よかったぁ。ナインさんがいてくれればなんとかなるかも……。
えーっとおねがいなんですけどルーくんを立ち直らせるために協力してもらえませんか?

このままじゃルーくんダメになっちゃうと思うんです。だからおねがいしますっ!

  • >はい

    わっありがとうございます。それじゃまずはルーくんに出てきてもらわないとですね。
    私がなんとかしてみせますから とりあえずルーくんのとこに行ってみてください。

  • >いいえ

    そうですよね。立ち直らせようにも研究室から出てこないんじゃどうしようもないですもんね。
    でもそのことならだいじょうぶ。この私にまかせてください!
    とにかくまずはルーくんのとこに行ってみてください。

ルーくんを部屋から出すのは私がなんとかしてみせますから……
とにかくまずはルーくんのとこに行ってみてください。

やっぱりエリザちゃんはいつまでも地上にしばられてちゃいけない人じゃな。
なああんた。エリザちゃんの心のこりを解決してやってくれよ。

ルーフィンの研究室

とびらは内側からカギがかかっている。

ナインさんそれじゃダメですよ。
ルーくんに出てきてもらうにはノックのしかたにコツがいるんです。

ナインはエリザの言う通りにとびらをノックしてみた。

……エリザ?エリザなのかいっ!?
今のは……。ナインさんあなたのしわざか?
わざわざエリザのノックをマネするなんてタチの悪い冗談だ!
こんなことはもう二度とやめてください!

おっルーフィン先生!ちょうどいい。あんたに言いたいことがあるんだよ。
はやり病を止めてくれてありがとよ!町の連中に代わって礼を言うぜ。
あとよ……早く立ち直ってくれよな!みんなあんたを心配してんだぜ。

な なんなのだ いったい?

ナインさん。私の最期の言葉としてルーくんに伝えてください。
ルーくんが病魔を封印したことで救われた人たちに会ってほしいと言ってたって。

  • >はい

    ナインはエリザの言葉をルーフィンに伝えた。

  • >いいえ

    ここまできてそんなイジワル言わないでくださいよー。もう一度お願いしますから。

エリザがそんなことを……でもぼくはだれが病気になってたのかも知らない。
あのときはお義父さんを見返すことばかりに気をとられてて……。
…………。
ナインさん今から私を病気に苦しんでいた人たちの所へ連れていってください。
今さらですがどんな人たちがはやり病にかかってどんな思いをかかえていたか知りたいんです。
それを知れば病気になったエリザがどんな気持ちでいたかわかると思うから……。

私からもおねがいします。きっとそれが必要なことなんです。

ルーフィンをいっしょに連れていきますか?

  • >はい

    ルーフィンが仲間にくわわった!

  • >いいえ

    そんなイジワル言わないでおねがいしますよぅ!

教会の横の墓前

エリザ……すっかり来るのがおそくなって悪かったね。
今キミのねがい通りはやり病にかかっていた人たちをたずねているところなんだ。
それでキミが本当に伝えたかったことがわかったらまた報せに来るよ。

私はこっちですよー。
……向かいあって話せないの やっぱりちょっと さびしいな。

宿屋

(宿屋のバニーガール)
あっ!あなたがはやり病を治してくれたっていうルーフィン先生なんですか?

え ええ。ではあなたも病気に……?

ホントありがとうございます。もうちょっとでダーリンとお別れになっちゃうところでした。
たいしたお礼もできないけど ぱふぱふ くらいならダーリンもきっと ゆるしてくれるはず……。

わわっ!や やめてください!

ちょっ……ちょっとぉ何してくれてんのこの女!
いやらしい格好しちゃってじゅんじょーなルーくんをまどわせないでっ!!

ルーフィン先生ってウブな感じでちょっとかわいいわね。
命の恩人でもあるしもし夫がいなかったら本気になっちゃったかも?

町長の家

ここはやめておきましょう。今はお義父さんに合わせる顔がありませんから……。

町の人々

(犬に近づいて)わわっやめてください!ぼく犬って苦手なんです!


ゲッホ!ゲッホ!ううっ。く 苦しい……。

バカな!病魔の呪いは解けたはずなのにどうしてまだ病人がっ!?

このおじいちゃんのはただのカゼだよー!ナインさん教えてあげて!

ナインはルーフィンに真実を告げた。

そ そうなんですか?……よかった。


ルーフィン先生っ!妻と娘を助けていただいてありがとうございました。

奥さんと娘さんのふたりともが……ですか。

本当に夜も眠れぬ日々でした。あのままじゃたおれてたかも……。
だから先生はぼく自身の恩人でもあるんですよ。

…………。

(子ども)く~く~。

こんな小さな子供まではやり病にかかっていたんですか?
だれが病気にかかってたかも知らなかったなんて……ぼくは今まで何を見てたんだろう?

落ちこまないでルーくん。ルーくんがいなきゃみんな助からなかったんだよ?


……もうじゅうぶんです。とりあえずぼくの研究室にもどりましょう。

ルーフィンの研究室

ありがとうございました。おかげでエリザの言いたかったこと わかったような気がします。
今までのぼくは何をやるにも自分のことばかりでまわりが見えていなかったんですね。
だからエリザの体調がおかしいことすら気づかないで……まったく情けない話です。
今日町を回ってみて初めて自分がいかに多くの人々に関わっているのか気づきました。
これからはそのことを忘れずこのベクセリアの人々とともに生きていこうと思います。
……みんなに感謝されるのも悪くない気分ですしね。

ルーくんを助けてくれて本当にありがとうございます。
おかげで私死んでるのに自分の夢をかなえることができちゃいました。
ルーくんのすごいところを町のみんなに知ってもらうこと。
……そしてルーくんにこの町を好きになってもらうこと。それが私の夢でしたから。

あわわっ!もう時間みたい。
それじゃあこれでお別れです。どうかお元気で……。

(エリザが昇天する)

もうすぐ夜が明けますね。
今日はこんな時間までつきあわせてしまって もうしわけありませんでした。
ナインさんは休んでください。ぼくはすこし考えごとをしたいので もうしばらく起きています。

すでに日の出も近い時間。ナインは宿屋にもどり休むことにした。
そして夜が明けた。

宿屋

おはようございます。もうお昼すぎですよ。
昨日まで町をおおっていた暗いフンイキも今日はすっかり晴れたみたいですねぇ。


ついに ついに つーいに やってくれたネ ナイン!
あんたには見えないだろうけど今町じゅうに星のオーラがあふれてるんだヨ。
これだけ人間を幸せにしたんならあんたの天使としてのランクも赤マル急上昇マチガイなしでしょ?
……ってことは今度こそ天の箱舟も動いてくれるにちがいないって!
さあ天の箱舟までダッシュでもどる!もどる!

ベクセリア編が終わった後の人々

ルーフィンの研究室

やあナインさん。あなたにはあらためてお礼を言いたかったんですよ。
……今までぼくは自分の満足のためにしか学問をしてきませんでした。
でも今は自分の学問をこの町を世の中のために役立ててみたいんです。
こう思えるようになったのも閉じこもっていたぼくをあなたが連れだしてくれたおかげですよ。
まあ何の役に立てるのかわかりませんがゆっくりとその方法を探していくつもりですよ。

町長の家

(町長の家のメイド)
私ときどき思うんだけどだんな様ってルーフィン先生のこと気に入ってるんじゃないかしら。
あんなに落ちこんでたのに先生が来るとあいつはダメだとかけしからんとかわめくんですよ。
その後は血色もよくなってすっかり復活って感じなの。

(町長の妻)
そういえばエリザが生まれたとき主人は息子じゃなかったことをしきりにくやしがっていましたわ。
もしかしたらあの人ルーフィン先生のことを息子みたいに思ってるんじゃないかしら?

(町長)
えーっとこれは……天使か?で こっちはたしか……星?う~むわからん。
うわっと!……いやなに。せっかく古文書があるのだから読んでみようかと思いましてな。
そういえばちょっと前にルーフィンのやつが のこのこと この家に顔を出したのですよ。
なにやらゴニョゴニョと今までの行いをハンセイするとかガラにもないことを言ってましたな。
で それまではよかったのですが その直後にここにある古文書を全部貸してくれときたんですよ。
さすがにあれは開いたクチがふさがりませんでしたな。まったく奇妙な男ですよ。

(町長)
ルーフィンのやつ よくもまあ こんなものをスラスラ読めるものですなあ。
……あ いや。別にあやつにえいきょうされて古文書を読みはじめたわけではないですぞ!
私のあふれる向学心が本だなに手をのばさせたのです。ええそれだけですとも!

生まれ育ったこのベクセリアがはやり病なんかにほろぼされないで本当によかったよ。
故郷ってのはいいもんだぜ。あんたにも故郷があるんだろ?なら たまには帰ったほうがいいぜ。